サボテンの硬作りの話

やる気があるのか分からない拙ブログですが、時々ストンとネタが降ってくる事があります。 
 
 
碌でもない場合の方が多いですが… 
 
今回のネタはサボテンの硬作りの話。 
 
硬作り?なんだそれは?と言うと、簡単に言うと植物を狭い場所に植えて管理もギリギリと締め上げ小さく作る技法と言っておきますか…ここ昨今はすぐ虐待?ってなる変な圧力見たいのもありますが、一つ言わせて貰うと自分の欲と天秤を掛けてより良い園芸をやりたいそれだけの事です…もっともそれも所詮は些末な事だったりします…が。 
 
どうでも良い感傷は置いといて、最たる硬作りの園芸技法と言えば盆栽です。  
 厳しい風雪に耐えて本来の姿より小さく育つように何代の人の手によって意図的に尚且つ植物の植生を生かす技法は時には芸術とか言われたり、じっくり眺めると正にマクロコスモを感じる物でありますが今回はサボテンにテーマを絞りたいと思います。 
 

 
画像の菊水と言う人気のサボテン(多分人気)です、当方の栽培スペースに2つ並べて見ましたが、小さい方が10年以上の大先輩であります。 
 
大きく綺麗に最上の栽培環境で育った菊水は魅力的なのは言うまでもありませんが、小さく小さく作った菊水もこれはこれで魅力的だと思います。 
 
 
 
入手時は10円玉より一回り大きいサイズでしたが今は五百円硬貨位の大きさで水もやらなかったシーズンとかあったり植え替えも過去二回くらい?とうろ覚えな上に用土配合も赤玉土小粒だけ鉢増しはもちろんしてない状態です。  
  
サボテンは水やりすると直ぐに反応をする植物です(必ずしも良い反応ではありませんが…) 
 
ので自分なりの工夫で配合した用土に植えて住宅環境と兼ね合いもありますが出来るだけの最上の環境を作り水管理を適切に判断してやればそれに直ぐに応えて大きくなりますし当然サボテン多肉栽培をする人はそれを目指して邁進してます…が、当然リスクも発生します。。。人間で例えたらメタボリックな体になってしまうと言うか。 
水を蓄えたサボテンは寒冷地だと凍りやすくなるリスクもありますし、そこからちょっと気を抜くと直ぐに萎んだりしてそんなサボテンを入手したら自分の栽培環境に慣れるまで二、三年かかったり(その前に枯死の可能性も) と言うのもあったりします。 
  
一方小さいうちから厳しく育てたサボテンはカチカチの石見たくなり棘も太く力強くちょっとやそっとの予測外の災害を受けても枯死しない力を身につけたり、何処に行っても元気に育ってくれます。 
 
   
 
この白珠丸も赤玉土だけで厳しく育てられたものです。
 
サボテンの観賞ポイントの基準の一つに棘があると思います。 
 
以前のブログ記事に棘は成長期に厳しくすると思いもかけない綺麗な棘を出してくれると書いたかもしれませんがそう言う事だったりします。 
 
追記 観賞価値がある棘を作るには作り方もあるとは思いますが、元々棘が太い、色が自分好みの個体を探す選別眼も必要なのは言うまでもありません。 
ただし、硬く作るには大前提があります。 
 
それは、出来るだけ成長期のサボテンに最上の環境を与えてやる事と根をキチンと育てる事です。 
 
それもせずに室内にいい加減な場所に置いて硬作りだ!と言うのは全然的外れなご都合解釈、都合のいい脳内変換です。 
 
簡単に言うとそんな人は精巧な造花を綺麗な鉢に入れておいとけば植物にも人間にもお互いの為だと思います。  
 
と言う訳でこんな育て方もあるよ~~と言う話でした。
 
 

京シャボの新年会に行って来ました。

年明けでサボテン・多肉植物のイベントが各地で精力的に行われてます。 
一方この時季は北陸は雪で覆われて園芸より除雪が主な仕事で凍てついた…と言う程では無いですがドカ雪と呼ばれる北陸特有の重く湿っぽい雪がいつ積もるか分からないので園芸作業は何をしても裏目になる季節でイベントどころではありません…。 
 
だからどうしたと言われたらですよねーとしか言えないですが。 
 
と言う訳かどう言う訳か分からないですが、京都シャボテンクラブさんの新年会に毎年お邪魔させて頂いてます。 
 

 
サボテン・多肉の大人な事情の話を楽しく聞いたり、 思いもかけない人に出会ったり、
 

 
 
会員さんの作り込んだサボテン・多肉を観賞させて頂いたり、ジャンケン大会やセリで時には奪い合…間違えた切磋琢磨したりと楽しい一日を過ごさせて頂きました。  
 
当方も地元の趣味の会に参加させて頂いているのでほかの会員さんやイベントでどんな楽しみを提供出来るかの幾分かのヒントになった気もします。
 
※もし関係者の方でこの記事に目に留めましたら、ありがとう御座いましたとこの場を借りて御礼させて頂きます。 
 
追記 
 
全然サボテン・多肉の画像が無い!と思われた方も居るかもしれないですが、ここ昨今の盗難などの被害とか考えるとブログでの個人情報に関わりそうな話は極力避けたいと思ってます。 
 
ブログの更新も◯◯に行きましたなどの情報も極力無しの方向にしてます。。。中々外出出来ないので情報が欲しいとか趣味のクラブってどんな世界?と興味がある方も居るかもしれませんが、そう言う情報は拙ブログでは期待出来ないと思いますので悪しからず宜しくお願いします。。。 
 
サボテンクラブって?みたいな記事はそれこそ植物関連の記事がお得意なキュレーションサイトさんとかがちゃんと取材をして書けばどっかの古い園芸書の丸パクリとか別サイトの画像を無断で引っ張ってくるより全然読んでくれる人もいて良いのでは無いんですかねぇと思いますが。(取材を受けるとは限らないけど)

雑記、雑感2018

2017年の3月からかなりの久々の更新になります… 

多肉植物やサボテンを始め色んな植物やその趣味家さん達と交流させて頂いて遊んでもらったりしてると楽しすぎて気が付いたら2018年になってました。 


 


時々園芸歴何年ですか?多肉歴何年ですか?と質問される事がありますが、気が付いたら楽しんでたのでどこからがスタートなのかよく分からないし数十シーズンを通して園芸してても分からない事がどんどん増えるし1シーズン毎に変化するのが園芸なのですが、やっと初心者ですと最近言えるようになった気がします。 


 


伝教大師最澄は最低12年は山にこもって基礎の基礎を学ばないと行けないと言ったらしいですがそこまで厳しい事は思いませんが、ベテラン、中級者、初心者でカテゴライズすれば自分は山の裾野にようやくたどり着いたばかり初心者だと思いますので何年園芸やったとか言われても困ったりします。 


 


年数長くやってたら偉いとか言う世界では無いですから。 


 


ただ、自分が言える事が一つ二つあります。。。 


それは 


 


棘モンは良いぞ~~  


 


です。 


 



  


棘モンとは?と言われたら棘のあるサボテンと自分は言ってます…薔薇、山椒、サンキライ、ワルナスビ、アカシア、槐、タラの木などなど思い付くまま出してみましたがそれらも棘はありますし、多肉植物にも棘はありますが、主観で言うと誰でも分かりやすく鑑賞価値があるサボテン特に強棘類などを棘モンと言いたいのです(と言いつつ棘がある多肉植物なども入れたり入れなかったりしますが) 


 


サボテンの棘は茎を日焼けや高温低温からガードしたり食べられないようにガードしたりするのが役割ですが整然と並んだ姿や優雅にカールしたりする姿は薔薇の花にも勝るとも劣らないと思ったりします。 


 


 


 


鑑賞価値がある棘を出させるにはいくつかコツがある様な気がします。 


 


サボテンの生育してる場所を知ること、サボテンも砂漠、山岳地帯、渓谷、草原まで幅広く生息してますので先ず何処に生えてるか調べてその環境を再現は絶対無理ですが、それに近い環境を土や置き場の工夫で作るのが大事です(そうすれば流行りの簡易温室とか向いてるか不向きか判るかと) 


例えば、写真の綾波とかは草原に生息するサボテンなので強い光は好まない涼しくて爽やかな場所を好むなど特性がありますのでそれに近い環境の置き場を確保したりそう言う土に調整したりします。 


 


そして、生息環境を整えるとは矛盾した事になりますが、生息期にどれだけ負荷を掛けれるかも棘を出させるコツになります…生息場所を調べると画像にあるようなフェロカクタスなどはとても巨大です…住宅事情とか考えるとそんな巨大なサボテンは育てれませんのでそこから如何に小さく尚且つ綺麗に作るかが園芸的には重要になります。 


 


生息期にサボテンを肌が日焼けする位までガンガン日に当てたり水を極度にやらなかったり寒暖差を付けたりして行くと太く逞しい棘をだしたりしてくれます。


鍛冶屋が刀を鍛える様なイメージになるかもしれないですね…。 


 


それらは環境を整える、こまめに観察して施肥、防除、水遣りや植え替えを適切に行う、根をキチンと育てると言うのが大前提です。 


 


手間はかかりますが盆栽程難しい手間ではありませんしやり直しは効くので色々試行錯誤して新しい棘が綺麗な物が出てくると楽しいと思います。 


 


なので何度も言うしこれからも言いますが、 


 


棘モンは良いぞ~~。 


と…まぁこんなグダグダな感じでまた園芸を楽しんで行こう思ってます。 でわ次回更新はいつになるか分かりませんがまたポツポツ書いていくと…思います…


 










この季節は防除の【防】を

ここ最近暖かい日が続いてます。 
北陸はまだ雪が降る可能性ありますので油断は出来ませんが、そろそろ油断した浮かれた虫が発生してきます。 
生命の営みが云々と言う目で見れば微笑ましくも感じますが、日本に自生して無い珍奇な植物を育ててる身になると虫は招かざる客でもあります。  
 
この時季は園芸実践家(まにあ)にとっては害虫との闘いのゴングがなる時季であります。   
 
害虫は小さい内の先制攻撃が有効です。 
 
と言う訳で今回は防除の防を重視した戯事です。  


多肉植物などに襲来が予測されるこの時季の病害虫と言えば、カイガラムシ(ワタムシ、ネジラミなども全てカイガラムシの仲間です!)  アブラムシなどの吸汁性の虫です。  
吸汁とは根や幹や花茎、茎に取り付いて齧って汁をちゅうちゅう吸う事です…齧られた部位から菌やバイラスが入ったりしますし、枯れたりしますし、見た目にもよくありません。 
上の画像を見て頂くとカイガラムシの被害を受けた株と健康な株があると思いますが、被害を受けた株(画面上)は成長点が著しく弱ります。 
 
こうなる前に予防する作業が大事になります。  
 

害虫の予防としては前の記事で物理的な防除を先ずやりましょうと書きました。  
 
物理的防除とは 
周辺の環境を、整えて害虫の住まいを少なくする。 
植え替えを行う。 
害虫が居たら、手で除去してオキシドールの10倍液などで洗浄をしてから植え替える。 
※洗浄のやり方は色々あります。 
オキシドールは、農薬では有りませんので物理的防除としてます。 
 
 
などありますが、それでも不安、植え替えはしたばかりだからなるべく鉢は触りたく無いなどの事情があれば、最終手段として農薬の登場となります。 

 
他にも色々ありますが、上の画像でこの時季有効が期待される市販で手に入る薬剤をいくつか並べて見ました。 他にもベニカも口コミでありますが、成分はカイガラムシエアゾールと同じなので除外しました。 
オルトランや殺虫剤入り液肥などは即効で効く物では無く、成分が株に浸透して初めて効果があります…つまり健康な株を作るのが大前提となります。   
 
カイガラムシエアゾールやベニカスプレーは洗浄や予防薬でどうにもならない時につかいます。 
 
偶に、これらの薬剤を散布しても全然駄目だったと言う話を聞きますが、それは根が無かったり環境が合わずに株が育たないなどが要因では無いかと思ってます。   
 
薬剤は、匂いが、キツイ(これは散布した事を知らせる成分由来で農薬の原材料は基本無味無臭です…怖いですね~~) 人体や他の生き物に対して心配。  
 
などのマイナス要因もありますが、園芸作業を飛躍的に楽にする事も出来ます…が、それも使い方次第です。。。薬剤を最小限かつ効率的に使うのなら今の季節の防除の【防】が大事になります。
  

余談ですが、農薬を使用する場合はラベルを読んで成分を確かめて別の成分になるように気をつけてください。  
同じ成分の薬剤を使い続けると虫に耐性がつき農薬が無効化する事例が沢山あります。 
 
 
興味がある農薬の成分は検索して見てください。
 

ハオをベラボンで植えてみました。

気付いたら半年位当blogを放置してました…放置理由は其れなりに有るのですが、この記事にはどうでも良い事なので…と言う訳で今回の記事はハオルチアをベラボンで植えてみたと言う話しです。 
  
ベラボンとは?…説明は面倒ですし、氾濫するコピぺ擬きの何処のどれとは言いませんが、実践もしたことないライターが受け売りで書いたような園芸系のマトメサイトやお洒落な記事などからでも検索すれば情報だけはわんさか出て来ますので興味があれば調べて下さい…当記事では画像でこんな物かと思って頂けると助かります。
   
…あ、あつい本音…じゃなかった毒舌になってしまいましたすいません。。。  
 
ライターも立派なおしごとだと思いますが、園芸に関しては実践して見てから発信、嘘や出鱈目は発信して欲しくないと思ったので以下略。 

 
清潔に使える保水性もある優れた園芸資材と言う訳です。 
 園芸屋やホムセンの片隅で袋が変色するくらい黄昏れてますが、腐りにくいし軽いので扱いやすい資材でもあります。 
 
そんなベラボンでハオルチアを植えてみました。 
 

 
サラサラで清潔感があり、ヤシの油分かシットリしてます。 
説明書きの通り水で少しふやかします。 
 

 
ふやかしてる合間にハオを抜き取ります。 
…土に慣れた根がイキナリヤシガラ資材に突っ込まれる訳ですので少し慣らす意味でベラボンと普段使ってる用土を半分づつ混ぜた物で植えました。 
通常土で植える場合は乾いた状態で植え付けする物ですが、説明書き通り湿った資材で植えつけするので植え付け前に根に配合した資材を詰めてから植えた方が良さげです(風蘭などの植え付けをイメージされたら良いか) 
 


 
こんな感じでグラグラしない様根をキズつけない様にかつしっかり資材を詰めて植えて見ました。 
 
結果はまだ分かりませんし、リスクもある程度有ると思いますが、良い点ももっと沢山あると思いますので気が向いたら報告したいと思います。  
※ヤシガラ資材にはリトリコデルマ菌核が発生して株の生育を阻害すると言う報告もありますが、トリコデルマ菌核は白絹病の菌核を抑制する有用性もあったりします。。。要はバランスが大事なんだと思います。
プロフィール

kawaken

Author:kawaken
時々ロックになる民俗学が好きな植物偏愛家です。
役に立つ事もたまに言うかもしれないけど、基本だらじゃべり。
時々若さ?ゆえの暴走もあるかも無いかも。
その時はご笑納を。

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