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多肉に使う農薬について。

先の記事で予告してましたがこんかいの記事はサボテンや多肉植物、観葉植物等に湧く虫に悩まされてる方向けの記事です。
この記事は時代の流れで農薬を嫌う人が増えてきたと思うので賛否両論はあるかもしれません。
事実、農薬の影響で環境悪化(地下水汚染や土壌汚染、空気の汚染など)のリスクもありますが、最近の法改正で農薬に対する基準はぐっと厳しくなりました(それでも云々という意見もあるでしょうが)正しく用法を守ればさほど危険な物では無いと思います。

自分は園芸屋でもありますが、農薬の販売も行うので農薬指導管理士と言う肩書きも持っております。
なので、少しでも農薬を正しく使う方法を伝えた上で使うか使わないか選択してもらおうと思っています。
実際、農薬を持っていても買いに来るお客さんには持ってる農薬を使いきってから買いに来て等と言っております。(商売的にはどうなのか^^;)
くどいようですがこの記事は農薬を推奨する物ではありませんが、害虫の被害は農薬よりも深刻な場合もあります(例えば毛虫ならアレルギーのもとになったりカイガラもスス病を併発させたり植物の生育を阻害したり様々な害があります)


室内やハウスで園芸しているとよく発生する害虫がオンシツコナカイガラ虫を代表とするカイガラ虫類だと思います。
根にコナジラミが付くと言う人もいますがこれもカイガラ虫と考えて良いと思います。

カイガラ虫はどうやって来るかまでは生物学者じゃないので分かりませんが、緑色の物に反応して付着するのではないかと思っています。
実際、カイガラの被害が酷い所だと造花の観葉植物にも付いている事があります。

で、厄介なのはロウ質の殻で体をガードしてるため水分をはじき農薬から本体をガードする所だと思います。
5月~6月に掛けて目に見えない卵がどこからともなく来て植物にくっ付いて孵化する時期なので叩くのなら今が一番適している時期だと思います(薬害も出にくい)

ただ効果がある薬剤が前の文章で書いた理由から限られています。
なので、具体的に何が効くかと言うと、オルトランの顆粒やダイシストン等の土に直接蒔いて葉に毒性を持たせて食害する生物を退治する薬などが栽培家では有名です。
が、これらは匂いもキツイ(匂いは毒があると言うことを知らせる物で匂い自体は毒じゃない)し1㎏とか3㎏もあって生産者や100鉢以上栽培してる人向けで家庭では非現実的です。
何より家の中が臭くなるし。。。。。。

もう一つ乳剤と言って水で希釈して散布する薬もありあます。
有名な物ではスプラサイドやカルホスなどありますがこれも500mlと多くしかも毒劇物指定されているのでハンコを持って行かないと買えないと言う煩雑な手続きがあります。

家庭用でハンコも要らずに比較的手軽に買えると言えばアクテリックだと思います。
よく勘違いする人が居るのですがこの薬は直接虫に作用するものではなく発生するガスによって窒息死させるものなので、使い方があります。

DSCF8969.jpg

希釈は家庭用だと1リットルの霧吹きに対して1ml(要らない計量スプーン等できちんと測ってください)1000倍から2000倍です。
誤解がよくあるんですが、これを濃くしたら効果が倍増するんじゃないか?と考える人は多いですが用法を守らないと逆効果になり薬害等が出ますので用法は厳守です。


自分はハウスで虫が出た物に涼しい夜に散布してガスを籠らせてハウスの戸を一晩締め切りよく朝解放します(この間は侵入禁止)本当は1時間位で大丈夫らしいですが。

ビニールの簡易ハウスを持っておられる方も同じ方法で良いと思います。
オルトランやダイシストンより毒性が抜ける(化学反応で二酸化炭素に分解)ので安全だと思います。

じゃあハウスが無い時は?

DSCF8970.jpg

薬を散布したら・・・・・・

DSCF8971.jpg

ビニール袋を素早く掛けて輪ゴムで密閉します。

ガス性の農薬なのでこれでも十分効き目はありますよ。

じゃあ10鉢位しか無い時は?

その時は涼しい晴れた日に鉢から抜いて丁寧に水洗いして清潔な新しい土に植え変えるとよいです。
本当はこの方法が一番有効だと思いますが鉢が多いと農薬に頼らざる得ない所もありますので情報としてこういう方法を発信しました。

モクサク液は?と言う質問もあります。。。。。。

答えは天然成分=安全ではないです。

とお答えしています。

毒のある木を燃やした物や防腐剤がはいった廃材のモクサクもあるので天然成分で安心安全とはとても言えやしません。

農薬=悪、天然の物=善と言う構図は必ずしも正解ではないと言う事ですね。
長文でした読まれた方はお疲れさまでした。
少しでも園芸ライフのヒントになれば幸いです^^








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テーマ : サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル : 趣味・実用

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こんばんは
まだちゃんとした農薬などは使った事もないので
勉強になりました!!
というのも、多肉植物を育てだしたのは
サボテン以外は
メセンは去年からだし、それ以外の多肉さんは本当に最近になって急激に増えているので、今までは害虫被害はなかったけど、これからが本当心配だったんです(^_^;)
今までは姫秋麗に付くアブラムシくらいでしたもん

とりあえず今は
よく行く多肉屋さんのおじちゃんの薦めで
毎週、ハナガードAL テトラコナゾール
っていうのを多肉だけに限らず
植物全般に撒いてます

tugumi さん

収集が増えるとよそから来る場合も多いんです^^;
気を付けてるんだとは思うのですが。

ハナガードは虫を来させないための薬ですね。
薬も虫が耐性を付けてくるので違う薬を交互に使うことをお勧めします。

初めまして

ゆっくらりさんのところから来ました
よろしくお願いいたします

多肉は最近から始めたのですが
花木は以前から育てていて
オンシツコナジラミにず〜っっと悩まされています
(最近はカダンプラスDXという家庭用の栄養剤も配合されているタイプのものを使っていますが なかなかしぶといですね)

今回の記事、すごく勉強になりました
また色々 勉強させてくださいね

かわけんさ~ん
復活してきたでぇ♬
っていきなり難しい記事で字がいっぱいで頭ほふんほふんなってるんやけど。。。。。

薬ね~にゃるほどがいっぱいやね!
こういうのってかわけんさんとこでないと読めない記事やから重宝してんで☆
で・・・・ハウスはなくて鉢が300以上ある時はどないしたらいいん?

OYAMAMA さん

はじめまして^^
FC2ブログは初心者ですがこちらこそよろしくお願いします。

カダンプラスは予防には役に立つんですが一度害虫が発生すると中々効きにくくなりますね。
思い切って虫が居る鉢を徹底的に洗って見るのも一つの手法だと思います。
実際中々手が回らず薬剤に頼らざる得ない状況もあると思いますが。

もう一つ風通しを出来るだけよくして日光によく当てる環境作りも予防になると思います。
例えばトレーに入れて一日半日陰の風通しの良い所に置いとく等。

カイガラは湿度に弱いので夜露に当てるのはどの薬剤より有効です。

長々とすいません^^;
少しでも園芸ライフのヒントになればいいなと思います。

ゆっくらりさん

おかえりなさい^^
いきなりの怪文書で混乱されたかもしれませんがw

ゆっくらりさんの所はカイガラ虫が出にくい環境だと思いますよ。
カイガラは乾燥してある程度暖かい場所を好みますので観葉植物のある室内等は恰好の住処になります。

なのでカイガラなど居なければ極力使わない方が良いですよ^^

一つのアイディアですが、簡易ハウスを一つ買って虫が出た物を其処に押し込めてアクテリックを散布するガス室を作るのも良いかもしれません。
スペースがあるお家限定になりますが^^;

お薬

かわけんさん こんばんは。
今はまだ多肉さんたちが虫に悩まされているということはないんですが、今後のために、と思って、虫対策のことを調べてまして・・・
うちは小さなベランダで、食用のハーブと、ミニトマトを育てています。
予め多肉の土にオルトラン顆粒を撒いておくことで害虫を予防できるかな、と考えています。
スプレーは、すぐ近くにハーブ達が置いてあるので、ちょっと心配です。
パッケージを見ると、撒く広さによって○g、という用法は書いてあるんですが、うちの多肉さんたち、素焼きの1号鉢とか、すごく土も少ないんです・・・
どのくらいの量を使えばいいのか判らなくて・・・
さっきホームセンターで聞いたら、詳しい人がいないって言われてしまいました(^-^;

ニームエキスを希釈して害虫を予防する方法もあるそうですね。

まずは、虫が付きにくい環境を作ること、風通しを良くすることですよね。

もうちょっと自分でも調べてみます。

長くなりましてすみませんm(_ _;)m

wakabaさん

虫の被害が無いようなら極力使わない方が良いと思います。
農薬は最終手段と考えた方が良いと個人的には思ってます。
農薬を扱う仕事をしてるので益々そういう思いが強くなってきてます。

多肉をやっている人でオルトランを多用してる人が沢山おられますが、本来の使い方と全然違う使い方されてる方が多いので正直あまり関心しません。
薬害が少ないとされてますが作物に対する薬害で人体に関してはスルーされてますので余計です。

記事に書かれている薬剤は3日程で二酸化炭素と水に分解されるガス性の物なので比較的安全と考えています。
プロフィール

kawaken

Author:kawaken
時々ロックになる民俗学が好きな植物偏愛家です。
役に立つ事もたまに言うかもしれないけど、基本だらじゃべり。
時々若さ?ゆえの暴走もあるかも無いかも。
その時はご笑納を。

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