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冬の防除

寒い日の園芸作業の一つにあるのが冬季防除。



店にも石灰硫黄合剤やトモノールが入荷して来ました。

何故冬の防除なのか?と言うと、知っとるわ!!と言う方も多いと思いますが、冬以外に散布すると薬害が起きる農薬を散布出来るからです。

農薬における薬害と言うはあくまで作物に対する害を薬害と呼びますが、石灰硫黄合剤やトモノールは冬以外に散布したらなんで駄目なのかと言うと、気温が高くなりある一定の条件が整うと植物は気孔を開いて呼吸しています。
そんな所に薬剤を掛けると活動が極端に制限されて時期によっては枯死する事もあるからです。
石灰硫黄合剤に至っては、気温が高いと硫黄ガスが多く発生します。火山帯や硫黄温泉にある地獄谷を想像すると植物どころの怖さでは無いかなと思います。

実は薄く希釈すれば使えない事も無いのですが、大抵の人はそれを守らず間違った使い方をするものです。
薄くすると効果が半減するという勘違いをしますから、冬季以外には使用は避けるべき。

話はそれましたが、石灰硫黄合剤はどんな薬剤かというと、名前の通り硫黄が入った薬剤です。
生産場所を見ると硫黄温泉がある火山帯の地域で作られてます。

強烈なアルカリ分と硫黄ガスのダブル効果で厄介なカイガラムシのロウ質を溶かし更にガスで成長点の奥の奥にいるカイガラムシも逃げてゆき(結局死にますが)
更にカビに近いバクテリアも殺害する殺菌と殺虫を同時に出来る薬剤です。

一昔前までは500mlの小瓶で売られてましたが、ある事情で法律で販売禁止となりました。
なので今は10リットルが最低販売容量になってます。
また、強アルカリ性ですので金属や皮膚を腐食させて匂いも強烈Death。
使う時は細心の注意を払わなければ行けません。

トモノールはマシン油とも呼ばれカイガラムシや冬眠してるアブラムシを油膜で閉じ込めて窒息死させる薬剤です。
殺菌は出来ません。

カイガラムシの被害が出てた多肉植物に一度試験的にやった事があります。
結果は油なので葉っぱがピカピカになって粉もとれましたが、カイガラムシは全滅出来ました。
但し、カイガラムシは成長点で死ぬので其処に溜まるので見苦しく、また卵を持ってる奴がいたらまた孵化しますから暫くしたらまた散布しないと効果は薄いです。

結論から言うと薬剤の防除は完璧では無いし、極力使わない方が良いと言う事ですが、状況に応じて上手く使えば園芸ライフも楽しくなると思います。
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kawaken

Author:kawaken
時々ロックになる民俗学が好きな植物偏愛家です。
役に立つ事もたまに言うかもしれないけど、基本だらじゃべり。
時々若さ?ゆえの暴走もあるかも無いかも。
その時はご笑納を。

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